無人コンビニ 日本でも実験店舗がオープン!NECの顔認証とキャッシュレス決済導入

セブンイレブン・ジャパンが、日本でも「無人コンビニ」の展開に向けて動き出しました。

NECが技術協力し、顔認証で来店者を把握し、キャッシュレス決済できる仕組みを提供します。

まずは、NEC社員向けの実験店舗を、2018年12月17日に、都内でオープンする予定となっています。

無人コンビニ の実験店舗

「無人コンビニ」の実験店舗は、東京都港区にあるNECグループが入居する三田国際ビルにオープンする予定です。

今回の実験店舗では、事前に登録した顔のデータと、入り口で捉えた顔を照合する仕組みです。

顔認証システムを社員証とひも付けて、社員証をかざしての入店も可能とします。

会計は、ユーザー自身がバーコードを読み取る、セルフレジ方式で行い、給与天引きで精算されます。

台湾セブンイレブン「X-STORE」

台湾セブンイレブンでは、すでに「無人コンビニ」の仕組みを提供しています。

2018年1月に、台湾セブンイレブンが「X-STORE」としてオープンし、現在では、2店舗を運営しています。

無人コンビニ「X-STORE」には、NECによる「顔認証システム」や「画像認識を使ったPOSシステム」が使われています。

顔認証で決済したり、客がレジ台に乗せた複数の商品を、一括で自動認識したりできる仕組みに、NECの AI(人工知能)技術が活用されています。

X-STORE の仕組み

台湾セブンイレブンの無人コンビニ、「X-STORE」の仕組みは、次の通りです。

客は、事前に電子マネーアカウントを登録しておきます。

会計時は、商品をレジ台に置いたら、顔認証で本人確認を行い、電子マネーで決済します。

複数の商品を適当に置いても大丈夫で、数秒で読み取り結果が表示されます。

あとは金額を確認し、「顔認証支払い」を選択するだけです。

レジ台のカメラが捉えた顔と、登録済みの顔データが照合され、認証が完了すると、電子マネー口座から料金が引き落とされる仕組みです。

店を出るときも、顔認証でゲートが開きます。

 

・客は、事前に電子マネーアカウントを登録しておく。

・店舗入り口に設置した端末とカメラで、事前に登録した顔画像と客の画像を照合して、本人確認を行う。

・画像認識を使ったPOSシステムで、客がレジ台に商品を乗せると、カメラが複数商品を一括で自動認識。

・決済は、同社グループ発行の電子マネー「icash2.0」限定だが、台湾セブン・イレブン社員限定で、顔認証を使った決済も可能。


・給与システムと連携し、給与天引きで精算する。

 

「X-STORE」は、2018年1月に、台湾セブン-イレブン本社ビル内で、社員向けにオープンしました。

6月25日に一般客へ開放し、3週間で3,000人以上の利用があったそうです。

その後、7月18日には、台北市信義区に2号店をオープンしました。

台湾セブンイレブンは、試験的に無人コンビニを運営することで、「AI」や「IoT」技術、新しい運営モデル、無人店舗システムで得られるデータのマーケティング活用、などの分野における実証実験を行うのが狙いです。

おわりに

NECの技術を活用した「無人コンビニ」は、「画像認識技術」を使って、「商品を一括で読み取るPOSシステム」や、「電子マネー決済」を採用していますが、今回の日本の実験店舗では、それらの技術は導入されないようです。

残念ながら日本は、技術力は高いのですが、海外に比べて、新しい技術の導入が、かなり遅れています。

技術力はあるのに、とても残念です。

 

NECの技術を活用した無人コンビニは、現在、日本では、ハウステンボスが「変なホテル ハウステンボス」内の「スマート・コンビニ」で、一部の異仕様は異なりますが、同様の仕組みを採用しています。

その他のコンビニでは、ローソンが、客が商品を持ったまま出口のゲートをくぐると、自動で決済される店舗を、2025年をめどに、ローソン全店舗で導入することを目指すとしています。

新技術の導入とコンビニは、どうも相性がよさそうです。


今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。


コメント