Googleの新機能「いい話を聞かせて」Tell me something good が米国でリリース!

いつの間にかニュースは、絶えず人々の不安や恐怖をあおったり、不幸な事件・事故などのネガティブな情報ばかりを流すメディアになってしまいました。

また、本来そのニュースを見聞きする人にとって、まったく関係のないはずの、芸能人や有名人の失言や不倫、スキャンダルなどを、さも重大犯罪のように、連日連夜報道し続けています。

ネットが使える世代えあれば、SNSなどを利用して、ある程度、受け取る情報にフィルターをかけることが可能となり、テレビやラジオ、新聞などの既存のマスメディアから、距離を置くようになっています。

そんななか、このたび、Googlが、面白い新機能をリリースしました。

 

「いい話を聞かせて」とは?

Googleは、同社の音声アシスタント向けに、「Tell me something good」という新機能を、米国で実験的にリリースしました。

「Tell me something good」は、ユーザーが、スマートフォンの「Googleアシスタント」や、スマートスピーカ「Google Home」に、「Tell me something good」と頼むと、音声アシスタントがこれに応え、いい気分になる最近のニュース記事の要約を聞かせてくれる、という機能です。

残念ながら、「Tell me something good」は、今のところ、米国のみでの利用に限られています。

日本にはまだ「Tell me something good」は、導入されていませんが、日本語では、

OK Google、 いい話を聞かせて!

と頼むことになりそうです。

 

「Tell me something good」の説明動画(英語)

Hey Google, Tell Me Something Good

どんなニュースが提供される?

Googleによると、提供される記事は、つぎのようなものです。

世界にとって良いことや、進歩につながることをしている人を取り上げたもので、たまたま施した親切な行為よりも、意義深い行いを対象にする。

いいニュースの選別は、無党派の非営利団体「Solutions Journalism Network」が担うということです。

「Solutions Journalism Network」は、広範なニュース機関が配信する記事の中から、ポジティブなニュースを選び出しています。

おわりに

不安や恐怖などの負の感情に支配されると、人は、冷静な判断ができなくなります。

そして、目先の問題解決しか考えられなくなったり、冷静に考えれば怪しいような話にも騙されてしまうのです。

人々の不安や恐怖を煽るという手法は、「振り込め詐欺」や「インチキ霊能者」などが使う、常套手段です。

人気のハリウッド映画「スター・ウォーズ」シリーズの中でも、アナキン・スカイウォーカーが、ダークサイドに落ちて、ダース・ベイダーとなってしまいました。

そして、このようなことは、決してハリウッド映画の中だけの話ではありません。

いまや、社会全体が、負の感情(ダークサイド)に支配されているように思います。

口を開けば、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句しか言わない人も多いです。

今回のGoogleの「Tell me something good」は、ありそうでなかった、とてもユニークな新機能だと思います。

ぜひ、日本でも導入されてほしい機能です。

 

参考図書

最後に、いまの日本を描いた2冊の本を紹介します。

● この国の息苦しさの正体 感情支配社会を生き抜く

● この国の冷たさの正体


今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。


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