「マー活」という言葉をご存知でしょうか?
猛暑だったことが原因かどうかは定かではありませんが、2018年の夏は、例年にも増して、激辛商品が盛り上がりました。
TV番組で、激辛フードコーナーが放送されたり、コンビニへ行けば、辛商品がたくさん並べられるようになりました。
「マー活」とは、激辛ブームのことなのでしょうか?
しかし、なぜ「マー活」というのでしょうか?
激辛ブーム
2018年の激辛ブームにともない、湖池屋のポテトチップス「カラムーチョ」に、再び人気に火が付き、前年よりも、売り上げが2割以上伸びているといいます。
また、人気ラーメン店・蒙古タンメン中本の、北極ラーメンのカップ麺が品薄となっているほか、同店監修の冷凍食品『蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺(マーシンメン)』も、辛い物好きから注目されています。
そして、辛い物を求める「ヒーハー女子」という言葉が生まれたり、グルメ雑誌では、「麻婆豆腐」や「タンタンメン」特集も頻繁に展開されています。
激辛ブームは、以前にもがありました。
たとえば、2004年頃には、ハバネロおよび激辛調味料の登場で、激辛ブームが巻き起こりました。
その当時は、唐辛子の「ヒリヒリするような辛さ」が好まれました。
一方で、今回の激辛ブームでは、激辛とは言いつつも、辛さと同様に「旨味」が強調されています。
2018年の激辛ブームでは、「舌がしびれる」辛さが話題になっています。
マー活 とは?
そんな激辛ブームの中でも、盛り上がりを見せているのが、舌がしびれる辛さを求める「マー活」というムーブメントです。
「マー活」の「マー」とは、「麻辣(マーラー)」の「マー」のことです。
麻辣とは、中華料理の味付けで使われる言葉で、「麻辣味(マーラーあじ)」などと呼ばれます。
麻辣味(まーらーあじ、マーラーウェイ)は花椒(かしょう、ホアジャオ、中華山椒)と唐辛子による中華料理の味付け。
唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さである「辣味」(らつみ、ラーウェイ)と、花椒の舌が痺れるような辛さである「麻味」(まみ、マーウェイ)の二種類の異なった「辛さ」により構成される。
出典:ウィキペディア
この2つの辛さを使った「麻辣味」は、中国の四川料理の代表的な味付けです。
かつては、一部の飲食店でしか食べることが出来ない味でした。
最近では、SNS上でも「#マー活」というハッシュタグで、食べ歩き写真を投稿する流れもできています。
メディアやネットの反応
テレビや新聞などでも「マー活」は取り上げられています。
また、ツイッターなどでも「#マー活」で検索すると、いろいろな情報が出てくると思います。
【厳選】マー活が大流行中! 横浜のシビれるお店をご紹介! https://t.co/WC7RuUfeeo
シビレが癖になる?! 今流行りの「マー活」が楽しめるお店を一挙紹介! #マー活 #花椒 #ホアジャオ #痺れ #シビレ #シビカラ #麻辣 #ストロング系 #横浜 pic.twitter.com/1dUvL94PSQ— はまれぽ.com編集部[公式] (@hamarepo) September 9, 2018
【厳選】マー活が大流行中! 横浜のシビれるお店をご紹介! https://t.co/WC7RuUfeeo
時代に取り残されるな! 今の流行りは「マー活」だ!#マー活 #花椒 #ホアジャオ #痺れ #シビレ #シビカラ #麻辣#ストロング系 #横浜 pic.twitter.com/5OZqkl0kJC— はまれぽ.com編集部[公式] (@hamarepo) September 9, 2018
麻辣ブームを「マー活」と呼ぶらしい。
ちなみに「山椒」と「花椒」は違うものですが、混同されてます。ちなみに近似種に10種くらいあるらしい。残念だが日本のスーパーで売ってる青い生の山椒では充分なシビレが出ない。野生種の実を枯らしてから摘むと最高に美味しい山椒になる。 pic.twitter.com/F6IXQshxq5— ビビット川村 (@vivitkawamura) September 7, 2018
花山椒がガンガンに効いたくらいが美味しい、酸辣粉。このシビレを楽しいと思える味覚の、マー活の人達に、是非とも知ってもらいたい料理です。#マー活 #マー活サンラーフン #花山椒 #四川山椒 #黒酢料理 #酸辣 #サンラー #ラシャンティ酸辣粉 pic.twitter.com/1N9uPjsruu
— 辣上帝(ラシャンティ) (@lashangtea) September 6, 2018
花椒でしびれまくるマー活!パクチーを超える次のブームへ https://t.co/gJ6dpmvcEK
— hiratch (@hiratch) September 4, 2018
牛すじつけ麺900円
麺・DINING毘沙門天@豊田
久しぶりの大好きな牛すじつけ麺が限定メニューにあったので迷わず発注。丁寧に処理された牛すじは柔らかマイウー♥️醤油味のスープにいつもの太麺美味すぎ♥️そしていつもの花椒でマー活。擦りたてで風味がいつもより倍増。#つけ麺 #毘沙門天 #マー活 pic.twitter.com/j5IdTi6pvk— らーめんまん㊥ (@watarujin1110) September 4, 2018
【明日のMJ】日本では「辛い」の一語でしか表現できないけれど、本場・中華料理には多様な辛さがあります。今回はその1つ「麻(マー)」に魅せられた人々のマー活を紹介。激辛担々麺に、香辛料「花椒」を持ち歩く人。いっそ庭で育てちゃう人まで、シビれるほどの熱い愛をトレンド面で特集します。 pic.twitter.com/ktgPj9C5xU
— 日経MJ (@nikkeimj) January 16, 2018
おわりに
あなたは、辛いものや激辛料理が好きですか?
私は、大好きです。
しかし、大好きだからといって、実際に食べるかというと、残念ながらあまり食べません。
というか、食べられません。
食べているときはいいのですが、食べた後が大変なのです。
激辛を食べても、全然平気な胃腸を持っている方は羨ましいです。
しかし、「ヒーハー女子」という言葉もあるように、女性の方が辛さに強いようですね。
あ〜、辛いもの食べたい!
今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。
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