Facebook社は、若者に人気の「Tik Tok」のようなショートムービーをお手軽に編集・共有するショート動画アプリ「Lasso」を米国向けに配信開始しました。
この「Lasso」アプリには、動画編集ツールが含まれており、動画に音楽や文字を追加できるようです。
また、クリエーターをフォローしたり、動画を視聴したり、あるいは、人気の高いハッシュタグを検索したりできる機能もあるということです。
Lasso とは
まさに「Tik Tok」といった感じですが、サンプルムービーでは、他にも短いネタムービーも紹介されており、以前に流行った動画共有アプリ「Vine」で見られたような動画も作れるようです。
その他には、新しく注目が集まっているハッシュタグが画面下に目立つように表示され、その時々の流行などが追いやすくなっていたり、作った動画をFacebookのストーリーにワンタップで投稿できたりと、企業の強みを活かした連携も紹介されています。
「Lasso」には、Facebook または、Instagramのアカウントで、ログインが可能なようです。
「Lasso」の動画は、Facebook のストーリーで共有でき、Instagram のストーリーでの共有も近いうちに予定されているとのことです。
Facebook の声明
海外の報道によると、現在、Facebookを利用する米国の10代の若者は、全体の半数ほどで、YouTube や Instagram と比べて低めの結果となっています。
「Lasso」は、若い世代を引きつけようとする、Facebook社の取り組みの一環なのかもしれません。
Facebook社のサイトでは、特に発表されていませんが、同社の担当者は、電子メールで声明を寄せ、次のように述べています。
このアプリの可能性を楽しみにしており、ユーザーやクリエーターからのフィードバックを集める予定だ。
おわりに
現在、動画市場は、確実に拡大しています。
今後は、Youtube などを中心に、更に拡大していくことでしょう。
例えば「Tik Tok」には、日本でもエイベックスと提携して、多くの楽曲が追加されるなど、注目が高まっています。
はたして、今後「Lasso」にも、若者が集まるのでしょうか。
米国での反応によっては、日本でも配信されることになるかもしれません。
「Lasso」は、「iOS 版」と「Android 版」が提供されています。(米国のみ)
今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。
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