世界各国で「空飛ぶ車」の開発が活発化しています。
小型無人機ドローンなどを開発するベンチャー企業「株式会社A.L.I.Technologies」も参入を目指している企業のひとつです。
株式会社A.L.I.Technologies の小松会長は、
「(空飛ぶ車を)社会に浸透させるため、第1弾でバイクをつくる」
ということを、時事通信の取材に対して明らかにしました。
空飛ぶ車
「空飛ぶ車」に明確な定義はありませんが、「人を乗せて、空中を移動できる車両」ということはできます。
現状では、
「空飛ぶ車」は、電動で垂直に離着陸するタイプが多く、ヘリコプターと小型無人機(ドローン)の中間的な存在
と位置付けられています。
「空飛ぶ車」は、緊急時の人命救助や、移動が不便な地域の交通手段、都市部の渋滞対策などに役立つと期待されています。
「空飛ぶ車」は、世界各国で開発競争が始まっており、日本政府も、2023年の実用化を目指す工程表を策定しています。
空飛ぶバイク 22年本格販売
小型無人機ドローンなどを開発するベンチャー企業「株式会社 A.L.I.Technologies」は、地上から浮いて移動するバイク型の乗り物「ホバーバイク」を、2022年に本格販売する予定です。
こうした乗り物は、砂漠など荒れ地での移動に適しており、道路が整備されていないアフリカや中東、アジアといった新興国に売り込むことを計画しています。
まさに、映画「スター・ウォーズ」に出てくるようなイメージですね。
この計画は、株式会社A.L.I.Technologiesの小松周平会長が、時事通信の取材に対して明らかにしたものです。
ホバーバイク
「ホバーバイク」は、プロペラの力で地上数十センチに浮上して航行します。
ドローンが、センサーで障害物を回避する技術を応用し、一定の高さを保つ仕組みです。
小松会長は、
「ホバーバイクは、ドローンの技術の集合体だ」
と実用化に自信を示しています。
ホバーバイクの値段は?
「ホバーバイク」は現在、限定販売モデルの開発を進めており、2019年5月中にも予約受け付けを開始する予定となっています。
そして、2020年後半には、実際に売り出す予定です。
小松会長は、量販モデルについては、
とし、
との見通しを示しています。
おわりに
「空飛ぶバイク」というと、よくSF映画などで、よく見かけます。
そんなSF映画の中の光景が、現実になる日が近づいています。
「ホバーバイク」の量販モデルは、日本国内で公道を走行可能にすることも目指しているといいます。
「ホバーバイク」は、「軽自動車くらいの価格」ということで、一般の人でも普通に買える価格帯です。
ちなみにこれは、
です。
これにはびっくりです。
今(2020年以前)起こっている変化は、インターネットの中での変化が大きく、目に見えにくいため、それほど未来感覚を感じることは少ないと思います。
しかし、今後、車やバイクが空を飛ぶようになれば、一気にSF映画のような世界が訪れ、時代の変化を目でみて感じられるようになるでしょう。
今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。
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