電動スケーターシェアサービス がアメリカでブームに!日本への上陸も間近?

今、アメリカでブームが本格化している乗り物があります。

それは、 電動キックスケーター です。

現地では、スクーター とも呼ばれています。

電動キックスケーターは、子どもの乗り物だったキックスケーターに、現代のテクノロジーを加えた乗り物です。

しかも、

スマホアプリと組み合わせて使う、乗り捨て自由のシェア制というのが今どきっぽいですね。

日本にも、電動シェアスケーター が上陸する日も、そう遠くなさそうです。

 

電動シェアスケーターとは

電動シェアスケーター の発祥は、世界最悪の渋滞都市と呼ばれるアメリカ・ロサンゼルス

電動シェアスケーター は、公共交通機関が少ないアメリカの都市部で、環境にもやさしく、車に代わる移動手段として大ブームとなっています。

渋滞が激しいロサンゼルスにあっては、自動車に頼らずに公共の交通機関から目的地までの「ラストマイル(ちょっとした距離)」を埋める手段として、人気を集めています。

ロサンゼルスでは、今や市民の通勤や国内外からやってくる観光客の足として、日常的に利用されています。

 

今現在、電動シェアスケーター が許可されていないニューヨークでは、自転車シェアが人気ですが、自電車の場合は、駐輪場が必要になります。

一方で、電動シェアスケーター は乗り捨て自由です。

街の密集度が高く自転車専用道路も足りないニューヨークでも、走行スペースの確保が難題だと指摘しつつ、電動シェアスケーターが認可されるべきだという意見が多くあります。

電動スケーターの最高速度は、時速24〜29キロと、普通の自転車を上回るスピードを出すことができます。

電動シェアスケーターの使い方

電動シェアスケーター には、GPSが搭載されているため、スマートフォンのアプリ上で場所がわかり、アプリでQRコードを読み取って解錠する仕組みになっています。

電動シェアスケーターの使い方は簡単です。

・まずは、スマートフォンにアプリをダウンロードします。
・そして、GPS機能を使って、近くの電動スケーターを探します。
・見つけたら、電動スケーターのQRコードにスマホをかざして、ロックを解除します。
・2~3回キックして滑り出し、右手でアクセル、左でブレーキを操作します。

電動シェアスケーターの利用料金

たとえばロサンゼルスの場合、電動シェアスケーターの基本料金は、1回1ドルです。

さらに、1分ごとに15セントが加算されます。

1時間利用すると、10ドルの計算になります。

日本円にすると、1時間の利用で1,000円前後と、決して安いとは言えませんが、乗り捨て自由のため、「ちょっとそこまで」の需要を見事に取り込んでいます。

しかし、1時間移動した場合は20km以上と、かなりの距離の移動をすることになりますので、実際の利用はもっと短時間になり、利用料金も安くてすみそうです。

 

電動シェアスケーターの課題

電動シェアスケーターには、問題や課題もあります。

電動シェアスケーターは、温室効果ガスを排出せず、車の代替手段にもなるので魅力的ですが、一方で、歩行者の安全確保のため何らかの規制は必要です。

また、歩道に乗り捨てられた電動シェアスケーターが増えることも問題になっています。

スケーターの利用について、カリフォルニア州は、ヘルメットの着用、自転車道路あるいは道路の走行、運転免許証の所持を義務づけていますが、多くの人はそれを守っていないことも課題のひとつになっています。

所有からシェアの時代へ

もしも、頻繁にスケーターに乗るなら、スケーターを買ってしまったほうが確実に割安です。

中国製の電動スケーターであれば、1台5万円程度で買えます。

しかし、今どきの若い人たちは、モノを所有したくないのです。

モノを所有すると、充電やメンテナンスなどの面倒なことも発生します。

いまや乗り物もシェアする時代になりました。

2km以上の長距離の移動は、乗用車を使うライドシェアリングを利用し、より短い距離のときは、電動シェアスケーターを使うというライフスタイルが、アメリカで普及しつつあります。

日本でも、大都市圏を中心に、そうしたライフスタイルになっていくのでしょうか?

おわりに

モノを持たない”シェア時代”の新サービスとして注目されながら、物議をかもしているアメリカ発の電動シェアスケーター。

2018年だけでも、アメリカの十数か所の、都市や大学で電動キックスケーターのシェアサービスが導入されています。

このままの勢いで、電動スケーターのシェアサービスが、アメリカで成功すれば、ビジネス的にも、ライドシェアリングと同じように、各国に広がっていく可能性もあります。

すでに、カリフォルニアを拠点とするライムバイク(Limebike)社は、海外展開の一環として、フランスのパリで電動キックスケーターのシェアサービスを開始しています。

歩行者の安全と規制をどう両立させるかという課題ありますが、電動スケーターシェアが日本に上陸する日も、そう遠くはなさそうです。


今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。


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