映画『クレイジー・リッチ!』日本での公開日はいつ? そして続編はあるのか?

2018年8月第3週の北米映画興行収入ランキングで、ワーナー・ブラザースのロマンチック・コメディー『クレイジー・リッチ!』(原題:Crazy Rich Asians)が、ジェイソン・ステイサム主演のパニックアクション『MEG ザ・モンスター』などを抑え、異例の初登場首位となりました。

いったい何が異例なのでしょうか?

また、日本での公開日は、いつなのでしょうか?

 

ほぼ100%のキャストがアジア系

異例の初登場首位に輝いた『クレイジー・リッチ!』(邦題)。

いったい何が異例かというと、

この映画は、ほぼ100%のキャストがアジア系なのです。

『クレイジー・リッチ!』は、製作はワーナー・ブラザースなので、純然たるハリウッド映画なのですが、このようにアジア系キャストだけの作品を、メジャースタジオが送り出すこと自体が異例のことなのです。

しかも、北米で初登場1位になるのは、おそらく今回が初めてのことでしょう。

過去には、1993年に、やはりハリウッドのスタジオが製作した、アジア系キャストの『ジョイ・ラック・クラブ』がヒットしましたが、それでも1位にはなっていません。

クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』や、ロブ・マーシャル監督の『SAYURI』といった、日本人キャストをメインにした、スタジオ作品も1位にはなっていません。

ということで、

ほぼ100%のキャストがアジア系の映画『クレイジー・リッチ!』が、北米で初登場1位というのは、異例のことなのです。

今後の作品に大きな影響も

ここ数年のハリウッドでは、男女間の格差や人種的マイノリティ、LGBTQなどの問題を、非常に重要視し、その問題を「多様性実現」という方向で、解決しようとする姿勢がみられます。

この『クレイジー・リッチ!』も、まさに、その典型的な例といえるでしょう。

これまで、アフリカ系、ヒスパニック系をメインにした作品が、ボックスオフィスを賑わすケースは多かったものの、アジア系の『クレイジー・リッチ!』の成功は、今後の作品に大きな影響を与えることになるかもしれません。

ちなみに日本では、『クレイジー・リッチ!』のタイトルで公開されますが、原題は、『Crazy Rich Asians』と、よりアジア系であることが強調されています。

映画『クレイジー・リッチ!』

映画『クレイジー・リッチ!』(邦題)は、ケヴィン・クワンが、2013年に発表した小説『Crazy Rich Asians』が原作です。

監督は、ジョン・M・チュウ。

そして、主演は、コンスタンス・ウーとヘンリー・ゴールディングが務めました。

内容を少しだけ紹介すると、

レイチェル・チューは、生粋のニューヨーカーであり、市内の大学で経済学を研究している。

ある日、チューは、恋人のニック・ヤングと一緒にシンガポールへ行くことになった。

ニックの親友の結婚式に出席するためである。

現地に到着したレイチェルは、ヤングが想像以上に、裕福な家の生まれであったことを知って驚愕した。

当然、御曹司のニックを狙う女性は、山のようにおり、レイチェルは彼女たちの羨望と嫉妬を、一身に浴びせられることとなった。

また、ニックの母親、エレノアはレイチェルを露骨に見下す態度をとってきたため、レイチェルは、その対応にも苦慮することになった。

セレブたちの生活を目の当たりにして、チューの価値観は大いに揺さぶられた。

「自分とニックがこれから上手くやっていけるのか」と自問するようになった。

しかし、華やかに見えたセレブの世界にも、ある暗い秘密が隠されていた。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クレイジー・リッチ!

というもの。

映画『エクス・マキナ』にも出演していた、東京生まれの女優 ソノヤ・ミズノさんも、本作に出演しています。

 

批評家及び観客からの評価

映画『クレイジー・リッチ!』は、批評家から絶賛されています。

映画批評集積サイトの、「Rotten Tomatoes」には、28件のレビューがあり、批評家支持率は、100%、平均点は、10点満点中8.1点となっています。

サイト側による批評家の見解の要約は、

キャスト陣の演技は実に見事で、映像は十分すぎるほどの輝きを放っている。
『クレイジー・リッチ!』は、古典的なロマコメ映画から上手にインスピレーションを引き出しつつ、スクリーン表象において満足すべき第一歩を踏み出した。

というように高評価です。

『クレイジー・リッチ!』は、「アジア系」という珍しさもありますが、シンプルに「映画として面白い」という点でも評価されています。

日本での公開日

映画『クレイジー・リッチ!』の日本での公開は、

2018年9月28日(金)より、 新宿ピカデリーほか、全国でロードショーの予定となっています。

続編の可能性

映画『クレイジー・リッチ!』の、原作小説は、3部作の第1作であるため、本作の続編が製作される可能性は高いとみられています。

ワールドプレミアの会場で、チュウ監督も、「続編の監督も務めたい」という主旨の発言をしたとも伝わっています。

おわりに

映画『クレイジー・リッチ!』は、現在、日本でマスコミ向けに行われた試写会で、意外なほど感動の渦が広がったといいます。

映画『クレイジー・リッチ!』は、単なるシンデレラストーリーではなく、ヒロインの自覚や仕事もしっかり盛り込むことで、近年の『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』などの、ヒット作の流れを汲んだ、「共感度」が高い作品となっているようです。

タイトルからして「金持ちアジア人」を皮肉ったような、映画『クレイジー・リッチ!』ですが、はたして、日本では、どのように受け止められるのでしょうか。


今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。


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