Coincheck(コインチェック)再開で仮想通貨市場の流動化は高まるのか?【2018年10月26日】

2018年1月26日、仮想通貨交換業者で、国内最大手取引所の「コインチェック」が、保持している仮想通貨のうち、NEM(ネム・XEM)建ての顧客資産が、クラッキングにより、取引所から外部に送金され、別口座に移転されて、ほぼ100%流出してしまうという事態が発生しました。

・コンピュータに侵入することが目的なのが「ハッキング
・データの改ざんなどの破壊行為を目的とするのが「クラッキング

本来であれば「クラッキング」を使うのが正しいように思うのですが、一般的には「ハッキング」が使われることが多いですね。

正確ではありませんが、この記事でも、以降「ハッキング」を使いたいと思います。

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コインチェック再開か?

事件以降、ビットコイン以外の、主要アルトコインの売買停止や、新規ユーザーの受付中止など、事実上、営業半休止状態の「コインチェック」でしたが、201810月29日、仮想通貨取引所の利用規約を、大幅改定することを公式サイトで公表しました。

それを受けて、営業再開期待の思惑が市場で高まっており、「コインチェック」を傘下に収めたマネックス株が、関連銘柄として出来高を伴った急騰を見せました。

仮想通貨市場低迷

2018年1月末に発生した「コインチェック」のハッキング事件などの影響は、その後も尾を引いており、金融庁による審査、及び、正式な交換業者の認可登録を、後回しにせざるを得ない状況が続いています。

世界各国で相次いでいる、仮想通貨取引所ハッキング事件、及び、ICO関連トラブルなどに関する事後対応に加え、国内仮想通貨取引所への立入検査と、行政処分(改善内容の監査)を立て続けに実施している状況です。

これに伴い、「仮想通貨に関する規制強化」の最優先を余儀なくされたことで、市場規模拡大の期待感は次第に萎み、仮想通貨の全体時価総額も中・長期期的に低迷を続けています。

基軸通貨であるビットコイン(BTC)価格は、年初の価格から約1/3まで値を下げるなど、年初来安値付近で推移、流動性低下から脱却できず、大きく過熱した2017年とはうって変わって、一般投資家の投資マインドは、冷え切っていると言える状態です。

 

市場低迷の要因と今後

仮想通貨市場低迷主な要因の一つとして、2017年から隆盛を極めた国内三大取引所「Coincheck(コインチェック)」、「bitFlyer(ビットフライヤー)」、「Zaif(ザイフ)」が、いずれも金融庁の業務改善命令を受けて「新規受付を停止」している影響があります。

これによって、市場に新しい資金が入って来ない(流動性低下が改善されない)点が指摘される中、経営・管理体制を一新し、利用者保護の仕組みを十分に整え、禊を済ませた「コインチェック」が、無事全面再開へと漕ぎ着けることができるかどうかは、仮想通貨市場が低迷から抜け出すための、大きなカギを握っています。

また、「コインチェック」に加えて、「楽天」、「ヤフー」、「LINE」などの、大手資本が経営する国内取引所が、満を持して業界に参入してくれば、日本の仮想通貨市場が再び盛り上がるための「起爆剤」となる可能性も期待されています。

 

仮想通貨交換業者名備 考
楽天株式会社子会社「楽天カード株式会社」を通じて、「みんなのビットコイン株式会社」の全株式を取得
ヤフー株式会社子会社「Zコーポレーション株式会社」を通じて、「株式会社ビットアルゴ取引所東京」へ資本参加
株式会社LINE傘下の「LINE Tech Plus株式会社」を通し、仮想通貨取引所「BITBOX」を展開中(日米を除く)

新会社「LINE Financial株式会社」を通じて、仮想通貨交換業の登録申請中

株式会社メルペイ株式会社メルカリ100%子会社
メルカリでの仮想通貨決済に対応すべく仮想通貨交換業者登録申請中

2108年9月末時点

アルトコインの流動性

2018年10月現在、「コインチェック」では、購入できるのは「ビットコイン(BTC)」のみに限定されています。

「リップル(XRP)」、「イーサリアム(ETH)」、「ビットコインキャッシュ(BCH)」など、国内でも人気の、主要アルトコインの購入は、一時的に停止されています。(売却は可能)

2017年末の暴騰相場でも、日本市場の出来高は、世界的にも上位に位置しており、国内上位の「bitFlyer」と「コインチェック」の2社が、アルトコインの流動性において、重要な立ち位置を占めていたことは確かだと思います。

アルトコインの流動性を高めるためにも、「コインチェック」の再開が期待されています。

 

また、2018年10月現在、新規の参入者が「NEM(ネム・XEM)」の現物を購入できる国内取引所は、ひとつもない状態が続いています。

そのため、「コインチェック」が再開されれば、「NEM(ネム・XEM)」の流動性も、流動性が大幅に改善されることが予想されます。

*「GMOコイン」では、FXで「XEM/JPY」の通貨ペアがあります。

おわりに

2018年10月になり、「コインチェック」の営業再開への期待が市場で高まっています。

そして、すでに、「コインチェック」再開の期待からか、「NEM/ネム(XEM)」の価格は、上昇をはじめています。

2018年の年末から2019年にかけて、「NEM/ネム(XEM)」や「リップル(XRP)」などの、日本国内で人気のアルトコインの価格には、大いに注目です。

 

現状では、まだ「コインチェック」への新規申し込みはできませんが、「GMOコイン」、「BITPoint(ビットポイント)」、「bitbank(ビットバンク)」、「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン・旧コインエクスチェンジ)」など、これまでの国内三大取引所「Coincheck(コインチェック)」、「bitFlyer(ビットフライヤー)」、「Zaif(ザイフ)」にかわる、安全な取引所も増えてきました。

仮想通貨について気になっている人は、とりあえず実際に口座を開設して、少額でもいいので、実際に仮想通貨を購入してみると、アンテナが立って、いろいろな情報が集まってくると思います。

このブログの下の方に、おすすめの取引所へのリンクを張っておきます。

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