AI芸人 ってなんだ? AI(人工知能)がボケて ツッコむ 新しいサービス開発中!その先に待つものは…

LINEのトーク上で、ユーザーが投稿した内容に対し、AI(人工知能)が、ボケてツッコむサービス「AI芸人」のデモを、NTTレゾナントが、幕張メッセ開催している「東京ゲームショウ2018」で実施しています。

ユーザー、ボケ担当AI、ツッコミ担当AI、の3者で会話できるのが特徴です。

 

ディープラーニング

「AI芸人」は、ユーザーが投稿した内容に対し、ボケ担当AIがボケて、ツッコミ担当AIがツッコミを入れる、という流れです。

ディープラーニングを用いた言語解析技術を使い、ユーザーの投稿内容を、AIが分析して自然言語で回答するものです。

デープラーンングについては、

のという小説の中で、登場人物が説明する形で 、わかりやすく説明されています。

興味があれば、読んでみて下さい。

 

 

ユーザー:パソコン
ボケ担当AI:そんな電子機器に頼ってたらアカンよ
ツッコミ担当AI:AIに言われる筋合いないわ
このように、ユーザーの投稿に対し、ボケ担当AI、ツッコミ担当AIが投稿を返してくれます。

未知の単語にも反応

「AI芸人」は、チャットbot型の「恋愛相談AIオシエル」や、テレビドラマ「過保護のカホコ」の主人公・カホコと会話できるAIサービス「AIカホコ」の知見を応用し、“お笑い仕様”にカスタマイズしたものだということです。

お笑いの分野に強いパートナー企業から、データを提供してもらい、5〜10万ほどの発話・応答パターンを学習させたといいます。

通常は、

ユーザー:こんにちは
ボケAI:ブラジルは夜
ツッコミAI:ここは日本や

のように応答しますが、

「AI芸人」は、

ユーザー:AI Performer
ボケAI:深いなぁ〜
ツッコミAI:ホントに思ってる?

など、未知の単語にも、何かしらの返答をするようになっているそうです。

なんだか、より人間同士の会話に近いですね。

公開する予定は?

NTTレゾナントでは、

正解のないファジーな領域であるお笑いは、AIと相性がいいと思っていて、昨年のゲームショウでも開発の話は出ていた。
会話の破綻が笑いにつながるのも面白い。

と話しています。

業務効率化よりは、創造性を支援する目的で、AIの研究開発を進めているといいます。

残念ながら、一般ユーザー向けサービスとして、すぐに公開する予定はないようですが、AIを使ったゲームキャラクターや、ゲームシナリオの作成などへの応用が、考えられるということです。

「AI芸人」の開発を担当した奥井颯平さんは、

まだデモ段階で、完成度は数十%ほど。
LINE以外にも、ソーシャルゲームやWebサービスなど幅広い分野に実装できる。

と可能性を語っています。

おわりに

マルチナ、永遠のAI。――AIと仮想通貨時代をどう生きるか 』の作者、大村あつし氏も、影響を受けたという映画『 her/世界でひとつの彼女 』では、AIと人間が、人間同士、いや、それ以上のコミュニケーションをとっています。

すぐに、そんな未来がやってくるのでしょうか?

 

今は、AIというと、便利で優れたな道具というイメージでしょうか?

今回の「AI芸人」のように、AIが、SNSやゲームの中で、ボケやツッコミをやってくれるくらいであれば、可愛いものです。

しかし、その延長線上には、人類は、「こころ」というものに、真剣に向き合うことになるような気がします。

小説『 マルチナ、永遠のAI。――AIと仮想通貨時代をどう生きるか 』や、映画『 her/世界でひとつの彼女 』を読んだり観たりみたりると、ちょっと複雑な気持ちになります。

 

マルチナ、永遠のAI。――AIと仮想通貨時代をどう生きるか

her/世界でひとつの彼女


今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。


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